※アメリカでは、ある程度年いった女性たちにしてみれば、ブライドメイドは「やりたくないもの」みたいですね~。特に、「おそろいのドレス」がイヤみたいです。
私のは、彼女が選んだBetsy & Jhonsonのもので、そんな形式ばったドレスじゃありませんでした。ブライドメイドの分を買った上「私も買う~!」と本人も買ってた(笑)。
もう5年前のことですが。友人の結婚式で、ブライドメイドなるものを、やりました。しかもメイド頭(笑)のメイド・オブ・オーナー。おそろいのドレスを着て、花嫁の近くに数人いる、あれです。
当時「HPにブライドメイド体験記載せたら~!顔も出していいよ」と言われていたのですが、そのままになっておりました。
この結婚式に関わったのは、ドレス選びからでした。私がまだ日本にいた頃に彼女が「ドレス買うならやっぱり日本」とやってきたので、ドレス屋めぐりをつきあいまいした。
(私としては、ドレスはアメリカのほうがダンゼン安いのにぃ~!という意見ですが、彼女はお金にはこだわってなかったので…)
ほぼどんなものを買うかは決めてあったようなので、事前に調べておいた場所へ、2日かけて行きました。
白ドレスは、、どこだったかな~。表参道の、可愛いブティック風のところだったような。。。&ベール。ベアトップにしたいとのことで、でも、もとからベアトップのものの中には気に入ったのがなかったようで、肩から上をカットしてもらってアレンジ(もったいない、、、)。
そして、雑誌に載っていたという、ピンクのおとぎ話のようなドレスを桂由美(!)で。
青いマーメイドラインのドレスを、なんとかっていうデザイナーさんのところで、オーダーメイド。
ドレスだけで、100万を越えた事は、言うまでもありません…(っていうか桂由美のドレス1枚で既に100万越えてたかも(+手袋、首につけるチョーカー、ペチコートもおそろいのを買ったので)。
さて、その数ヶ月後に、私が渡米し、ブライドメイドのドレスを彼女がサクサクッと選び(ちびっこの私のせいで、なかなかこれというドレスが見つかりませんでした…)
事前には、何度かウエディング・プランナーのところへも一緒に足を運び、段取りを打ち合わせ。
ケーキをクロカンブッシュ(?ちっこい丸みたいなのでタワーになったフランスのお菓子)にしたいとのことで、それを作ってくれるところが見つからないと、あせり。
かなり重労働で、結婚式の準備は進みました。
さぁ、では前置きはこれくらいにして…
サンフランシスコにある、石造りの素敵な教会。ここは、あまり宗教にうるさくないらしいです。(私の友人はクリスチャンではないので。教会によっては、厳しいところでは式をあげさせてもらえないから)
式の前に、ちょっと撮らせてもらいました。式の最中は撮影禁止。どっちにしろ、私にはブライドメイドという仕事があるから、写真撮る暇もないけんど。
とっても綺麗でした。ヘアメイクをする人を、な、なんとL.A.から呼んだのです。(もちろん航空券は彼女もち)
花嫁入場の際に、私たちが、ミニブーケを持って花嫁より先に入場して位置につきます。あ~緊張した…。お仕事といえば、指環の交換のときに、彼女の手袋とブーケを代わりに持ったり、そんな程度。
式は無事終わって、外に出てくる彼らを、シャボン玉シャワーで迎えました。配られたシャボン玉の容器には、日付と名前入りのリボンが。
このあと場所を移動してレセプション。カーネリアン・ルームという、SFではかなり有名な見晴らしの良いレストランで。花婿の家族と一緒にリムジンに乗せて貰いました。
ブライドメイドは壇上の花嫁の横に座り、そして、スピーチをしなければならないので…そのドキドキで食事もままならない、、すっごく美味しかったけど…なんだかんだ言って、全部食べたけど(笑)。
「英語と日本語と両方でしてね!」と言われてて、英語だって今に比べたらもっとレベル低かったし…。
でも、結構笑いをとることもでき、通訳の人が同時通訳してくれたので、日本語でのスピーチはなしで済んだし、あとから何人かの人に「良いスピーチだったね!」なんて言って貰えて、ホッ。
アメリカの披露宴での定番は、ガーターはずし!新郎がドレスの中に潜って、ガーターベルトを足からはずして男子たちに投げるのです。ここで新郎、笑いをとりたかったのか、一度目は大きなトランクスを広げて見せてました。そのトランクス、いつのまに、どこに隠してたんだ君?
これが桂由美のドレス。髪はマリーアントワネット様巻き、生花のミニバラをちりばめて。とても美人でスタイルのいい人なので、ほんとに綺麗でした。
生バンドも入ってました。後半はダンスだからね~。
このあと、ブルーのドレスにも着替えて、彼女に贈る歌を彼が歌い、ゲームもあったりして、楽しい披露宴でした。
そうそう、日本みたいに受付でお祝いののし袋を集めたりはしないけど、彼らへのプレゼントが、入り口横のテーブルに山盛りになっていました。
これは、私が持っていたブーケ。豪華な披露宴のあとで、私の、二人一部屋の寮の机の上に。りんごジュースの瓶に入れられて、かわいそうなブーケ??
この他にも、巨大なアレンジメントを「持って帰りなよ~」と言われていただいてきたので、電子レンジの上に飾ってました…(だってほかに置くとこなかったんだもの!)
いやーすごかったですわ。。。私自身は地味ぃ~に少人数で式をあげたのでねぇ。。お金もそうだけど、パワーもないと、できないよねぇ…